渡部昇一氏が 2017年04月17日にお隠れになられた事を最近知りました。
私は、この方を心から尊敬していました。
そして、日本にとっての損失です。

同氏の詳細をお知りになりたい方は、Wikipediaをどうぞ:
「渡部昇一」

英語学者であり、保守派の論客であり、上智大学の教授でした。
朝日新聞などの反日左翼機関に真っ向から対峙していました。
左翼全盛時代にあっても、毅然と日本人としての誇りを示してくれた方でした。

南京事件は、無かった事を初めて世に知らしめたのもこの方でした。
1982年の教科書事件が誤報から出た架空の事件である事を突き止めたのもこの方でした。

私は、若い頃この方の本を沢山読みました。
この方の書き方の特徴は、誤魔化しが無い事です。
誰もが納得できる書き方をしています。

私は、学生の頃、所謂ノンポリでしたが、
典型的な日本人の特徴を備えていました。
善意の塊で、戦前・戦中の日本は、極悪非道の国家で、
我々日本人は、その贖罪を負っていると感じて居たました。
(反日教育の賜物です。)

そんな若き日本人青年の目を覚ましてくれたのが、渡部昇一氏でした。
私は、日本人である事を卑下する事から逆に誇りに思う様になりました。
自己否定から自己肯定への転換でした。
これは、私にとって画期的な出来事でした。
私の精神は、開放されました。



渡部昇一氏は、色んな分野の書物を出版されましたが、
一般書として破格の売行きになったのが、
「知的生活の方法」と言う本でした。
この本を読めば誰もが引き込まれ夢中になりました。
熱病に掛かった様に誰もが知的生活を始めました。
(実際は、知的生活を始めたいと思えども、事成り難し。)



2017年09月27日 に 「ポルトガル語 と スペイン語」 と言う題名で記しましたが、
文尾にアングロ・サクソンの事を少し附しました。
渡部昇一氏は、1987年に
「アングロサクソンと日本人」
と言う本も出しています。

私は、数十年前にこの本を読み、かなり強く記憶に残っていました。
そして最近この本を読み返しましたが、やはりとても面白かったです。

アングロ・サクソン(Anglo-Saxon)の名称の由来や、
そもそも 「Anglo」と「Saxon」は、何処か?
(Angloは、Anglenだったと思う、後日検証します)

答えは、ドイツの北部でデンマーク国境の近くです。




『平成29年11月07日追記:
同書を確認しました。 上記に関する部分を以下に引用します。
(渡部昇一著 『アングロサクソンと日本人』新潮選書 1987年の13頁~15頁)


++Quote
まず初めにイギリス人という名前の由来を考えてみよう。
イギリス人のことを普通アングロサクソンという。
これはアングル人とサクソン人を合わせた名称である。
ではアングル人とは何者なのであろうか。
デンマークの国境近く、その少し南に、西ドイツのフレンスブルクという町があるが、
その更にもう少し南に今でもアンゲルンという地方がある。
アングル人とはそのあたりの出身である。
なぜアンゲルンかというと、
その地方は釣り針(アングル)の形をした地形だからである。
それで
「釣り針状の地形に住んでいる人々」
ということでアングル人といったわけである。

またサクソン人というのは、
アングル人よりさらに南のほうに住んでいた人たちのことで、
サックス(原形はサクサムと考えられる)というのは元来は石で造った短刀のことであった。
石斧ではなくて石刀というか、石のナイフ、
そんな武器を特徴とした部族だったようで、
「サックス、あるいはセアックスを持っている人々」
というのでサクソン人といっていた。

いずれも今の北ドイツに住んでいたゲルマン民族の部族で、
この人々がイギリスに渡ってきて住みついた
(西暦四四九年、アングル、サクソン、ジュート族がブリタニアに侵入、定着)。
これがアングロサクソンである。
つまり、アングル人とサクソン人の二つ合わせてアングロ・サクソンというようになった。
そこで、イギリス人といっても、
ほぼ千五百年前はドイツ人であったという認識が必要である。
また、今から約三百五、六十年前頃からイギリス人はアメリカに移民して、
今のアメリカをつくるわけであるが、
今のイギリスとアメリカのような関係が、
千五百年前あたりから千年前頃までずっと、
ドイツとイギリスの間にあった、
ということをまず第一に頭に置かなけれbならない。
この前の戦争もアングロサクソン人とゲルマン人の戦いといわれたりもしたが、
本当はそれは非常に不正確な言い方である。
どちらも先祖を正せばドイツ人、しかもなんとなく似ているのではあるまいか、
ではなくて、
移民した場所も移民した年も正確にわかっている関係である。
Unquote++

一言一句違えずに打ちましたが、
紙幅の関係で改行は、読み易さを優先させて私が手心を加えました。

意外だったのは、原文では、地名は全てカタカナで記されていて、
私の曖昧な記憶では、アルファベットと思っていた。

参考迄に渡部昇一氏は、ドイツ語にも精通しておられました。』





欧州は、大きく分けると、3つの民族に分かれます。
北西のアングロ・サクソン、南西のラテン、東部のスラブの3つです。

ドイツを筆頭とし、オーストリア、北欧、英国、オランダ等がアングロ・サクソンの国々です。
(他にもあるかも知れませんが、ざっくり言った感じです。)

私が、最近アングロ・サクソンの人々と話をした限りですと、
ドイツ語とオランダ語は、ある程度通じるが、
北欧(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド)の言語とは通じない。
北欧と言っても、フィンランドは別格ですが、
残りのデンマーク、ノルウェー、スウェーデンの言語は、似ていてお互いに通じるそうです。

ドイツ語と北欧の言語が通じないと言うのは意外でした。
これは、ドイツ人とデンマーク、スウェーデンの人、数人に聞いて検証しました。

それでは、英語は、どの言語と通じるのか・・?
英語の源流は、ドイツ語ですが、現在は、お互いに通じません。
古英語は、殆どドイツ語ですが、その後、1066年のノルマン征服によりフランス人に支配され、
英国の現地語(ドイツ語の変形)は、300年間水面下に沈没したそうです。





『平成29年11月07日追記:
上記はやや説明不足でした。
補足すると1066年以降、英国は、フランスに支配され、
政治、法曹、宗教等の上層部は、全てフランス語になった。
但し、英語と言うかドイツ語が主体の国語は、消滅したのではなく、
地下水の如く流れて居た。

300年の時を経て、フランスの呪縛から解き放たれた時、
英国の言葉は、ドイツ語みたいな言葉とは別物として地表に出て来た。
とそんな感じです。

フランスが支配した英国は、どの部分なのか・・?
England、Scotland、Wales全てではないと推定します。
恐らくEnglandが主体であろうと思います。

それにしても、英国と言う国は、約2千年前から蹂躙され続けて来た国です。
ローマ帝国、ゲルマン民族(アングロサクソン)、バイキング(ゲルマン民族)、
フランスと侵略され続けた歴史です。

それから数百年を経て、19世紀になったら、逆に世界を侵略し、征服しました。
同じ島国でも日本とは偉い違いです。

私が個人的に見た、西洋人は(特にアングロサクソン人)、
とてつもない精力(ハイカラな言葉で言うと、パワー)を持っています。
日本人の様な草食動物とは、完全に違う生き物である、
肉食動物です。

彼等の主食は、今でも牛肉です。
腹を満たす為の食事ですから、味よりも量です。
牛肉をムシャムシャライオンの様に食べます。
胃袋を膨らませるのが目的ですから、味等どうでもよいのです。
あのパワーは、そんな彼等の食生活から来ていると推定します。

然し、彼等も人類です。
美味しい食事をすると美味しいと感じます。
ですから、日本に来て初めて本物の日本食を食べると感動します。

海外にも日本料理店がありますが、その殆どが半島人がやっていて、
とても食べられない、日本食もどきが多いです。
半島人じゃなかったら、
中国人とか中華系(台湾、香港その他東南アジアの華僑)の人々がやっている。
私が、ニュージーランドのオークランドに居た頃(1997年~2008年)は、
大雑把な感覚では、日本料理店の8割が朝鮮半島出身者が経営していて、
1割が華僑系で、残り1割が日本人がやってる感じでした。
(但し、ロンドンやニューヨーク等の大都会では、どうか分かりません。)

日本人と言っても日本で本格的に修業した料理人は、殆ど居ませんでした。
ただ、日本人が経営しているとその雰囲気で日本人だと分かります。
朝鮮半島出身者がやっている店だと、一歩足を踏み入れたら直ぐ、分かります。


然し、問題は、Kiwi(ニュージーランド人の事)です。
現地人は、日本食と銘打っているので日本人がやっていると思い込んでいます。
本当にこれは、悲劇です。

私が不思議で仕方がないは、朝鮮半島出身者は、
どうして彼等の民族料理店をやらずに、日本食をやるかです。
彼等は、常に日本を批判しています。
それなら意地でも日本料理店等やる筈が無い!
と日本人なら思うのですが、彼等の意識は、極めて不可解です。
どうにも理解出来ません。

どなたかお分かりの方がいらしたら、教えて下さい。』





ローマ帝国がブリテン島(英国)を侵略した1世紀前後、英国には、原住民が居た。
ケルト人ですが、彼等の言葉は、「Gaelic(ゲール)語」です。
スコットランドやアイルランドの人々が話していた言葉です。
ウェールズやイングランドでも、ゲール語が話されていたと想像しますが、定かではありません。
ローマ帝国が征服したのは、
イングランドだけでスコットランドとアイルランド迄には及ばなかったせうです。
(ウェールズは・・? いつもウェールズは、無視される。更なる調査が必要。)

誠に残念な事ですが、現在のアイルランド人やスコットランド人に「ゲール語を話せますか?」
と聞いてもほぼ100%の確立で 「No!」 と答えます。

日本でアイヌ語が衰退しているのと似た状況かも知れません。

但し、ニュージーランドでは、マオリ語が復活しています。



その他にもお互いに通じる言語について一杯記したいと思っています。
例えば、アラブ語とヘブライ語はかなり通じる。
東南アジアのマレー語とインドネシア語は、ほぼ同じです。

最大の興味は、日本語です。
日本語と通じる言語は、この惑星上にありません!!!



後日のんびりと追記していく所存です。





渡部昇一氏のご冥福を心から祈念申し上げます。






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