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■ Speech Mark ■

平成16年12月06日(月) 05:57pm (NZ time)

おばんです、みなさん。
今日のオークランドは、比較的良い天気でした。
風は、相変わらず強かったですが、お天道様も顔を出していましたので、まだ、許せます。
以下のお話の中で出てくる「Kiwi」と言うのは、「ニュージーランド人」と言う意味です。

今日私は、と言うか殆ど毎回なのですが、
University of New Zealand(Te Wananga O Aotearoa ニュージーランド大学)のComputer Course(コンピュータ講座)で新しい単語を憶えました。
「&」← このマークをあなたは、何と呼びますか?
恐らく「アパサンド」と呼んでいると思います。
私は、「アパサンド」と言っていました。
今、ツナサンドと言ったあなた、それは少し違うと思います。

ところが、コンピュータ講座のテキストでは、「アパサンド」と言わずに、「Speech Mark」と言っていました(記述していた)。
初めて聞いた言葉です。
「Speech Mark」と言うようになった由来は、知りません。
こんな事を聞いてもまともな答えが帰ってこないのは目に見えていますので、私は聞きません。
以前も「Pane」と言う単語が出てきて、意味が分からなかったので、隣のKiwiのおばさんに聞きました。
普通は、「窓」と言う意味だけど、どうたらこうたらと言い出して、おばさんは、後ろのKiwiのねえちゃんに聞きました。
そうするとそのKiwiのねえちゃんも分からないとか、どうたらこうたらが始まり、
そのKiwiのねえちゃんは、その隣のChineseのおばさんに聞きました。
その時点で私は、何とかこの話が早く終わって欲しいと小さな胸を痛めて願うばかりでした。

しかし、自分が言い出した話なので、もうえぇ~ とも言えずに困っていました。
これは、自分でけじめをつけなければいけないと思い、「いや~ それじゃ、まぁ、大した重要な事じゃないみたいですね?」と言うと全員、
そうだそうだと激しく同意して笑いの渦が沸き起こりました。
まぁ、大体こんな状況が生まれます。
Kiwiに英語の意味を聞いてまともな回答が帰ってくると言う事は、殆ど期待出来ません。
このように私には、今までの豊な経験がありますので、余り英語の事は聞かないようにしています。

話は、変わりますが、私は、以前コンピュータ講座に無料で登録できたと言う事をここで言いました。
1ヶ月くらい前だったと思います(書庫に行って探すのは大変なので省略)。
その連絡をくれた人の英語の訛りが余りにも激しく私は、殆ど理解出来なかったと言いました。
その彼を私は、インド人の英語訛りだと言いましたが、違いました。
Sli Lanka人でした(スリランカ人、Kiwiは、シュリランカと発音します)。
まぁ、インド人もスリランカ人もパキもバングラディッシュも区別はつきません。
その激しい訛りの英語にも最近私は慣れて来て大分分かるようになってきました。

そのスリランカ人の先生はとても良い先生です。
きちんと授業を組み立てて説明します。
又、テキストもきちんと用意して、段取りがかなりまともです。
授業の内容も分かり易いです。
人柄もとても良く、私は気に入っています。
彼の他にも先生が居ますが、Kiwiは、一人も居ません。
今まで見た4人の内、インド、スリランカ系3人。
一人は、中華系と思います。
学生は、Kiwiも数人居ますが、やはり中華系が多いです。
中華系と言うのは中華料理の事ではありません。
Chineseの事です。
Chineseと言うのは、その先祖を遡れば、中国大陸に行き着く人達の事、及び現在も彼の大陸に居る人達の総称です。

Chineseと言っても色々居ますが、私の聞き馴染みのある、マレーシア、シンガポール訛りの英語を話すChineseが多いです。
マレーシアとかシンガポール出身のChineseもNZには、結構多いです。
タイ出身の人も居ますが、彼らもChineseだと思います。
タイの人は、又、訛りが違います。
一番特徴があって直ぐ分かるのがマレーシアとシンガポール英語の訛りです。
マレーシアとシンガポールの英語の訛りは、同じです。
何故直ぐ分かるかと言うと、私は、若かりし頃(今も若いですがもっと若かった頃)シンガポールに居たからです。
彼らの恐ろしいところは、自分達が訛っている事を全く自覚していない事です。
英語を母国語としている人と同じように話していると思っています(かあるいは思いたい)。
本当に世の中は、怖いです。