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■ GST = Goods and Services Tax ≒ 消費税 ■

平成16年12月12日(日) 11:24pm (NZ time)

おばんです、みなさん。
オークランドは、永遠に冬かも知れません。
ずっと寒いです。
数週間前、一時期夏のように暑くなった事が有りました。
あれは、何かの気まぐれか、気の迷いだったのかも知れません。

今日は、何も考えが浮かばない。
そう言う時はいつものごとく、「ニュージーランドの生活基本情報」からパクリました。
そう言う訳で、GSTです。
GSTは、Goods and Services Taxの略です。
ニュージーランドの中間間接税です。
税率は、12.5%です。
日本の消費税と同じです。
日本の消費税の英語名称は、Consumption Taxと命名されているようです。
各国色んな名前を付けていますが、みんな同じことです。

Goodsと言うのは商品と言う事です。
Servicessと言うのは、役務とか服務と言う訳がありますが我々を混乱させる言葉です。
サービスと言うのは、人が人の為に何かをする事です、そしてそれは手で触れないものです。
つまり物体では無いのです。
例えば、家の電気が点かなくなって、電気屋さんを呼んだとします。
電気屋さんが来て、どこかを修理して直す。
部品は何も換えていないとするなら、それは人の労力のみの仕事です。
その労力がサービスです。
そう言う商品や役務に対して掛かる税金がGSTです。
NZの消費税であるGSTは、殆どの商品やサービスに対して課税されます。

私は、消費税が税金の尤もあるべき公平な姿だと思います。
消費税は、誰もが支払います。
世の中には、大金持ちで税金を払っていない人も居ます。
又、闇の世界に生きる人達も沢山居ます。
消費税で有るなら、そう言う人達も税金を払わねば生きていけません。
そう言う意味で消費税、所謂中間間接税と言うのは、税金としては優れものだと思います。
中間間接税でいつも議論になるのが、低所得者層です。
確かにそれは言えます。
しかし、それは生活保護と言う形で補填すれば済む話です。
要するに1年間に消費税として払ったであろう金額を還付すれば済みます。
実に簡単な話です。
専門家の話を聞けばどうたらこうたらがあるのでしょうが、基本的には容易に解決できる問題です。

消費税を税金の柱とすれば、取れるところから取ろうと言う姑息な考えをしなくても済みます。
日本のサラリーマンの場合は、天引きなので脱税のしようがありません。
消費税の税率を上げて、サラリーマンや法人税を低くすれば、日本の一番の稼ぎ頭達は元気が出ると思います。
と私はサラリーマンをやっている頃から、常々思ってきました。
しかし、皆さん消費税がお嫌いなようで、こんな事を言うと皆さん、目をひん剥いてお怒りになります。
どうも不可思議です。
日本の役所に対する不信感も大きいですね。
まず、日本の役所を一掃することが先かもしれないです。
NZの消費税ではなくて、日本のそれになってしまいました。
明日から月曜日です。
もうそろそろ本年も終わりです。
皆さん、ボーナスも出て、忘年会で毎晩飲み歩いている事と思います。
お体を大事にして下さい。