■ ローマ教皇(法王)非難轟々 ■

おばんですみなさん。
今日も涼しい日でした。
それにしてもこのまま暑さが戻ってこないのだろうかと言う一抹の不安があります。
恐らく又ぶり返す日が来る様な気がしますが。

「Outcry over Pope's comments on Islam」
上記は今日のNZ Heraldの或る記事の題名です。
その意味するところは、「イスラム教に対するローマ教皇の論評に猛抗議」のような感じです。
それにしてもこの事件はかなり危険です。
ローマ教皇(法王)と言うキリスト教(カトリック)の最高位にある人の言葉だけにそれがイスラム教の怒りに触れた場合、泥沼の戦争になる可能性を秘めています。
十字軍まで話の引き合いに出ていますのでかなり根深い恨みを買ったと思います。

私が高校生の時、歴史の教科書では、「ローマ教皇」と言う名称が使われていました。
しかし、他に「ローマ法王」と言う呼称もあります。
ここでは「ローマ教皇」で行きます。
参考までに歴史の教科書では、ジュリアス・シーザーではなくカエサルでした。
まぁそれはこの際関係ないですが。
モスリン(イスラム教徒)を激しい怒りに駆り立てたローマ教皇の言葉とは何か・・?
NZ Heraldの記事をそのまま抜粋すると「In a speech in Germany on Tuesday, the Pope appeared to endorse a Christian view, contested by most Muslims, that the early Muslims spread their religion by violence.」
訳すと「火曜日のドイツの演説でローマ教皇は、イスラム教徒達は初めは暴力で宗教を広めたと言うキリスト教の見解を裏打ちしたようで、それに対してイスラム教徒達は異議を唱えている」。
余り上手い訳ではないかも知れませんが、大体筋でほぼ意味は取り違えていないと思います。
火曜日と言うと9月12日ですので、2000年9月11日のアメリカ国連ビルに旅客機を乗っ取って体当たりした事件を記した集合だったのかも知れません。

これに対してイスラム教の国々や団体は皆激しく抗議しています。
ローマ教皇が個人的に謝罪しない限りは、全てのイスラム国家政府が※ヴァチカンと断絶するよう呼びかけていると言う事です。
かなりやばいと思います。
英米対イラクとか英米対アフガニスタンとか英米対タリバンと言う様な限られた構図をはみ出してしまったかも知れません。
最も恐ろしいキリスト教対イスラム教と言う正面衝突になりそれが鎮火せず悪化したら大変です。
ローマ教皇はカトリックの首長ですからプロテスタントは関係ないとはならないはずです。
ローマ教皇の論評は、「Christian view」を裏付けたとなっていますから、キリスト教の見解です。
するとカトリックもプロテスタントも糞もない、全てのキリスト教になってしまいます。
これは本当に恐ろしい事件です。
※【ヴァチカンの説明は不要かと思いますが、ローマ教皇の国、ヴァチカン市国の事です。
イタリアの首都ローマの中に小さな国があります。
それがヴァチカン市国です。
中世には欧州の色んな王国や帝国がローマ教皇に土地を献上しました。
そしてその領土はかなり拡大しましたが、近代になるにつれ徐々に削られ今のような小さな国、ヴァチカン市国になっています。】

ローマ教皇は、こんな事も言ったようです :
「The Pope on Tuesday repeated criticism of the Prophet Mohammad by the 14th century Byzantine Emperor Manuel II Palaeologus, who said everything Mohammad brought was evil "such as his command to spread by the sword the faith he preached".」
その意味するところは、「14世紀のビザンチン帝国皇帝 Manuel II Palaeologus がマホメッドがもたらした物は全て邪悪だ。 例えば、剣により信仰を広げよと言うマホメッドの教えの如く。 その言葉を引き合いに出してローマ教皇はマホメッドを非難した」。
ですから、これは相当やばいです。
NZ Heraldの記事を何処まで信用して良いか分かりませんが、恐らくほぼ正確に起こった事実のみを述べていると思います。
だとするとローマ教皇は確信犯です。
正面切ってイスラム教に戦争を売っているとしか思えないような論評です。

ヴァチカンの報道者(スポークスマン)は、教皇はモスリム(イスラム教徒)を傷つけるつもりで言ったのではないと弁明しています。
又ドイツ首相はローマ教皇の言葉が誤解されていると言っていますが、どうも説得力に欠けます。
私のように中立な立場の人間が新聞を読んでこりゃローマ教皇の言う事はモスリムの怒りを買うだろうと思うのですから、当事者であるモスリムは怒り心頭のはずです。
それにしてもどうも解せないです。
ローマ教皇ともあろうお方がどうしてそんな事を言ってモスリムの怒りを煽ったのか・・?
何かその裏にあるのか・・?
まさかちょっとした不注意と言うのは有り得ない。
当然演説はかなり練って原稿が仕上がってたはずです。
すると本当に確信犯なのか?!
それとも本当に誤解があったのか・・?

いずれにせよこれは相当な火種になりそうです。
今はまだヴァチカン対モスリムですが、他のキリスト教国がローマ教皇の弁護に回って一斉に非難合戦を始めたらその時はもう止め様がなくなります。
恐らく世界の約3分の2くらいがキリスト教かイスラム教に属してると思います。
10世紀前後の十字軍を凌ぐ戦争に発達したら半端ではありません。
これは本当にまずい。
日本が音頭をとって仲裁するなんて想像すら出来ない。
他の仏教国でも無理でせう。
南無大師遍照金剛。



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by kiwidream1997 | 2006-09-17 03:24 | 社会問題 | Trackback | Comments(2)
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Commented by kajuboh at 2006-09-19 21:31
こっちに書かれると読むのですが(汗
なかなか「気まぐれ」クリックしておりません
ゴメンちゃいです
Commented by kiwidream1997 at 2006-09-19 23:38
かじゅちゃん

んだか。
それが人情というもんだね。
それにしてもかじゅちゃんが投稿するなんて36年ぶりかな・・?
最近絶好調みたいだから、そのままゴールしてね。